食料品の消費税が1%に(2027年4月から)|いくら安くなる?早見表と家計の試算

2027年4月1日から2年間、飲食料品の消費税率が8%から1%に下がる予定です。税込1,080円の食品は1,010円に、月5万円の食費なら月3,241円・2年で約8万円安くなる計算です。外食は10%のまま。早見表と注意点をまとめました。

2027年(令和9年)4月1日から2029年(令和11年)3月31日までの2年間、飲食料品の消費税率が8%から1%に引き下げられる予定です。本体価格が変わらなければ、税込1,080円の食品は1,010円になります。月の食費が5万円(税込)の家庭なら、月3,241円、2年間でおよそ8万円安くなる計算です。

2026年9月15日に閣議決定された「飲食料品消費税率の臨時的な引下げ及び就業者負担軽減支援金の導入に関する大綱」の内容で、法案が国会で成立することが前提です(国税庁「消費税率引下げ特設サイト」)。

いつから・何が1%になる?

区分いま2027年4月〜(2年間)
飲食料品(酒類・外食を除く)8%1%
新聞の定期購読(週2回以上発行)8%8%
外食・酒類・その他10%10%

1%の対象は、いま軽減税率8%が適用されている飲食料品と同じ範囲です(国税庁リーフレット(PDF))。スーパーやコンビニで買う食品・飲料(酒類を除く)、テイクアウトや出前が対象になります。

価格の早見表

本体価格が同じ場合に、税込価格がいくらになるかの早見表です(消費税は1円未満切り捨て)。

本体価格(税抜)いま(8%)2027年4月〜(1%)安くなる額
100円108円101円7円
198円213円199円14円
298円321円300円21円
398円429円401円28円
500円540円505円35円
1,000円1,080円1,010円70円
2,000円2,160円2,020円140円
3,000円3,240円3,030円210円
5,000円5,400円5,050円350円

家計ではいくら安くなる?

いま税込(8%)で払っている食費が、本体価格そのままで1%になった場合の試算です。

いまの月の食費(税込8%)1%になると月に安くなる額1年で2年間で
30,000円28,056円1,944円23,328円46,656円
50,000円46,759円3,241円38,892円77,784円
70,000円65,463円4,537円54,444円108,888円
100,000円93,519円6,481円77,772円155,544円

月5万円の食費なら、1年で38,892円、2年間で77,784円です。外食や酒類の支出は含めずに計算してください。

外食とテイクアウトの差が大きくなる

店内で食べる外食は10%のまま、持ち帰りは1%になるため、同じ料理でも税込価格の差が広がります。本体価格1,000円の場合、店内飲食は1,100円、持ち帰りは1,010円(いまは1,080円)です。

注意したいこと

  • 法案の成立が前提です。国会での審議の結果、内容が変わる可能性があります。
  • 店頭価格は事業者が決めます。本体価格の見直しなどで、試算どおりに下がらない場合があります。
  • 一定の定期供給契約や通信販売では、引下げ後も8%が適用される経過的な取扱いが設けられる予定です。
  • 2年間の時限措置です。2029年4月以降の扱いは、今後の公表を確認してください。

よくある質問

2027年4月より前に買ったものはどうなりますか?

税率は販売した日(引き渡しの日)で決まります。2027年3月31日までの販売は8%、4月1日以降の販売は1%が原則です。ただし定期供給契約や通信販売など、一部に経過的な取扱いがあります。

コンビニのイートインやフードコートは1%ですか?

いまの軽減税率と同じく、店内で食べる場合は外食として10%、持ち帰る場合は飲食料品として1%になる予定です。

お酒やみりんはどうなりますか?

酒類は軽減税率の対象外で、引下げ後も10%です。アルコール分1度未満のみりん風調味料などは、いまと同じく飲食料品として扱われます。

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